※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

犬に必要な栄養素、亜鉛

亜鉛はミネラルの一種で、ドッグフードの必須栄養素として基準値が決められています。

原材料にも亜鉛は含まれていますし、添加もされています。
しかし、犬の個体差もあり、すべてが吸収されるとは限らないため、足りているかわからない成分の一つでもあります。

また、不足しても重篤な病気にかかるわけではないので、あまり重要視されていないといえます。

亜鉛は皮膚の角質代謝に関わり、新しい毛を生成するのにも使われます。
特に、換毛期には多量の亜鉛が必要になります。
そのため、不足すると毛つやが悪くなり、フケが出る、毛色が薄くなるという事も起こります。
また、ケガをしたときは、傷が治りにくくなるという事もあるのです。

亜鉛不足かどうかは、肉球を見て判断します。
肉球は、どんな硬いところを歩いていても、弾力があり、やわらかいものです。
しかし、亜鉛が足りないとガサガサになって、ひび割れてしまうのです。
また、鼻の頭も硬くなってきます。
これは、皮膚の代謝がうまくいっていないからです。
このような状態を見つけたら、サプリメント等で亜鉛を補給して様子を見ましょう。
もし改善しない場合は、他の病気の可能性もありますから、獣医師の診察を受けてください。

多少毛つやが悪くても、犬の体調にはあまり影響がないかもしれません。
しかし、亜鉛には免疫機能を向上させる効果もあります。
犬の健康を維持するために必要な物質なので、気をつけてあげてください。

トップに戻る